現地9日、MLBのニューヨーク・ヤンキースが本拠地でタンパベイ・レイズと対戦。この試合ヤンキースに所属するデレク・ジーター選手が、ヤンキース史上初。MLB史上28人目となる通算3000本安打を達成した。
3000本安打まであと2本と迫っていたジーターは、第1打席でレフト前にヒットを放つと迎えた3回の第2打席。プライスの投じた8球目、真ん中低めの変化球をすくい上げると、打球はヤンキースファンで埋まったレフトスタンドに突き刺さる豪快なソロホームラン!
記念すべき3000本目をホームランで飾り、ホームについたジーターをチームメイトが手荒く祝福した。
ジーターはこの記念すべき日に5打数5安打2打点と大活躍!8回には決勝タイムリーを放ち自身の手で試合を決めた。
3000本安打はMLB史上28人目。伝統あるヤンキース史上初の快挙で現役メジャーリーガーでも唯一人。ジーターは生きる伝説となった。
■デレク・ジーター #2 ニューヨーク・ヤンキース
1992年、MLBドラフト1巡目(全米6位)でニューヨーク・ヤンキースから指名を受け入団、プロとしてのキャリアはマイナーリーグのルーキー級ガルフコースト・リーグからスタートした。ルーキー級の打率は.202と苦しんでいたが、シーズン後半には1A級に昇格。その後順当に昇格し、1994年には打率.344を残しマイナーリーグの年間最優秀賞を受賞した。
1995年5月29日のマリナーズ戦に怪我のT・フェルナンデスの代役としメジャーへ昇格。13試合に出場を果たすも打率.234、0本塁打と輝かしいデビューとはならなかった。1996年には開幕スタメンでショートに抜擢され、17試合連続安打を記録しレギュラーに定着。同年の新人王に輝く。
1998~2000年にかけてワールドシリーズ3連覇を果たすしたが、チームの中軸を担い3連覇への原動力となる。その活躍が認められ、1995年以来となる11代目キャプテンに就任する。
その後、2009年までに200本安打を7回記録。通算2926安打はヤンキース史上最多。遊撃手の通算安打数でもL・アパリシオ(W・ソックスなどでプレー)を抜き歴代1位となる。しかし、2010年は年齢的にも衰えを垣間見たシーズンになった。安打数179本、本塁打数10本ここ7年間で最低タイの記録。打率もルーキーイヤー以来の.270にとどまった。
3000本安打達成まで74本と達成間近で迎えた2011年。体力の衰えにより守備力低下のため、外野手へのコンバートも検討されていたが、遊撃手として開幕を迎えた。6月14日にふくらはぎ肉離れの為2003年以来の故障者リスト入りとなり、15日間チームから離れる事となった。そして記念すべき7月10日。3000本安打を本拠ヤンキースタジアムで達成した。